党や派閥を超え 同じ目的に向かって
党派をこえて、子育て政策を推進する議員連盟。それが私、伊藤たかえが立ち上げ、現在も事務局長を務める「超党派ママパパ議員連盟」です。この議連が出来た理由や何をしているのか ご報告します!
超党派ママパパ議連とは
超党派ママパパ議連とは
超党派ママパパ議連は、党派を超え「子育て世代の議員16人」が集まり、2018年3月に設立されました。
設立当時の会長は自民党の野田聖子総務相(当時)、副会長に公明党の高木美智代衆院議員と立憲民主党の蓮舫参院議員、幹事長は自民党の橋本聖子参院議員と、まさに党・派閥を超えた議連となりました。子育て政策を提言するだけでなく、子連れでも国会を傍聴しやすくするルールづくりや、国会周辺での保育施設の設置など、子育て中の議員が働きやすい環境整備も行っています。
立ち上げのきっかけは伊藤たかえのSOSだった
立ち上げのきっかけは
伊藤たかえのSOSだった
2016年に当選したした時のことです。両脇に1歳と3歳を抱えて国会に乗り込んで驚いたのは「本当に女性議員が少ない」(衆議院1割・参議院2割)ということでした。さらに乳幼児2人を育てながら議員をする人は、私以外、1人もいなかった。いざ議員生活を始めると、どうにもこうにも回らない。一体、どうしたらいいのか。どうやったら有権者のみなさんに託してもらった志を、乳幼児を育てながら全うできるのか。経験者に聞いて回ったのがこの超党派ママパパ議連の作るきっかけとなりました。
当時、未就学児の子どもを育てながら活動している女性議員は707人中20人しかいませんでした。この時、訪ね歩いた16人が、議連の立ち上げメンバーです。その後、子育ての経験や既婚・未婚を問わず参加を呼びかけたことで、現在では全党から84人が参加する巨大議連となりました。
ぶっちゃけ大差ない!? 子育て支援策に
ぶっちゃけ大差ない!?
子育て支援策に
こういうと怒られるかもしれませんが、子育て支援策というのは、ぶっちゃけどの党も大差ありません。なぜなら目的が一緒だからです。それなのに、一向に進まないのが一番の課題なんです。
超党派ママパパ議連が設立以来取り組んだ議題は…
- 児童虐待防止対策に関する申し入れ(法務大臣、厚生労働副大臣)
- 乳幼児用液体ミルク解禁に向けた課題整理
- 国会内または国会周辺に保育の場の設置を求める申し入れ(衆議院議長、参議院議運委員長ほか)
- 政府公用車の「子連れ乗車ルール」に関する意見交換
- 女性議員の服装規定に関する意見交換
などなど。児童虐待など赤ちゃんを取り巻く悲しい事件があったときは翌日に100人以上の議員が参加して、すぐに法務・厚労大臣に提言書を提出するなど活発に活動をしています。
男女とも、仕事も子どもも
諦めないことを“当たり前”に
男女とも、仕事も
子どもも諦めないことを
“当たり前”に
国は、男女とも仕事も子育ても諦めない国づくりを目指しています。それなのに、子育て政策決定の場に当事者がいないのは問題です。どうしても子育て層のニーズとズレてしまう。だから、国会に子育て世帯のママパパが必要なのに、国会という場所は、子育てをしながら働くようにはできていません。これはおかしいと思いました。例えば深夜の審議。夫や妻の都合がつかない場合は一体どうすればいいのか… なんとかやりくりして必死で議員を務めるのではなく、子育ても無理なくできるようにならないと国会に当事者は増えません。
また周りの意識改革も必要です。「政治家になったんだから子育ては誰かに任せて専念して」なんてプレッシャーをかける発言は“もう時代遅れ”と思う感覚を広めなくてはなりません。これは、今いる国会議員だけでなく、これから政治家になろうと志す、すべての人たちへの活動支援としても言えること。改革の余地はまだまだあると考えています。
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